最初に、手元に何があるかを確かめる
AIからHTMLやCSSのファイルを受け取った場合は、そのファイルを置く公開サービスが候補になります。ただし開発用のファイル一式では、そのまま置いても動かないことがあります。AIに「これはそのまま公開できるファイルか。変換が必要なら、公開用ファイルが入るフォルダーはどれか」と確認します。
制作サービスの編集画面で作ったサイトなら、そのサービス内からの公開が自然な出発点です。別の公開先へ自由に移せるとは限りません。移行したい場合は、書き出せるものと、作り直しになるものを分けて確かめます。
3つの候補を、更新の仕方で比べる
次の表は公式資料をもとにした選び方の整理です。速度や使いやすさを実測したランキングではありません。
| 候補 | 検討しやすい場面 | 先に確認したいこと |
|---|---|---|
| Cloudflare Pages | 公開用ファイルが手元にある | 直接アップロードとGit連携の選択 |
| Netlify | 手動更新からGit連携まで検討する | 公開フォルダーと利用量の条件 |
| Studio | 画面を見ながら編集を続けたい | 制作方法とプラン別の機能 |
Git連携とは、ファイルの変更履歴を管理する仕組みと公開先をつなぎ、更新を反映する方法です。週に何度も修正するなら候補になりますが、最初の設定と、どの変更で本番が更新されるかの理解が必要です。
ファイルを公開するなら、アップロード方法を確認する
Cloudflare Pages
Direct Uploadでは、準備済みの公開用ファイルをアップロードできます。管理画面のドラッグ操作も選べます。ただし、Direct Uploadで作成したプロジェクトは、後から同じプロジェクトをGit連携方式に変更できません。自動更新へ移る可能性があるなら、開始時点で方式を考えます。Cloudflare公式のDirect Uploadガイド
Netlify
公式資料では、公開用フォルダーのドラッグ操作と、Gitからの公開などが案内されています。手動公開では、修正後の公開用ファイルを再び反映する工程が必要です。Gitを接続した場合は、変更の送信が公開を引き起こす設定にも注意します。Netlify公式の公開方法ガイド
どちらも「ページが表示された」ことと「フォームや予約が動く」ことは別に確認します。ファイルの表示以外に必要な処理があるなら、その処理をどこが担当するかを制作時点で決めておきます。
自分で文章や写真を直すなら、編集画面も選定条件にする
Studioは、画面上でサイトを編集する方法を検討したいときの候補です。料金ページにはFreeプランと、プランごとの公開・フォーム・CMSなどの比較が掲載されています。ここでは、AIで整理した原稿や構成を、Studio上で組み立てて運用する使い方を想定しています。Studio公式の料金・機能比較
すでに完成したコードがある場合は、見た目を再現する手間や移行方法も比較に入れます。「AIで作ったから、そのまま移せる」と決めず、手元の成果物で何ができるかを確認しましょう。本人が頻繁に文章を変えるなら、公開費用だけでなく編集の負担も含めて選びます。
無料で足りる人と、無料枠を優先しない方がよい人
無料で検討を始めやすいのは、提供されるURLや表示条件を受け入れられ、選んだサービスの無償枠に必要な機能と利用量が収まる人です。試作を見て、原稿や見た目を固める段階にも適しています。
独自ドメイン、必要なサポート、予約や決済などに条件がある場合は、総額と運用方法を優先します。ドメイン代、フォーム代、追加の利用料が別にかかることもあるため、「サイトの月額」だけで比較しません。無料枠の上限に達したときに停止するのか、追加料金が必要になるのかも契約前に確認します。
コードの修正や公開作業を引き継ぐ人がいない場合、安さだけでファイル型の運用を選ぶと負担が残ります。逆に更新をAIや制作担当者に任せるなら、自分が使わない編集機能に費用をかける必要があるかを考えます。
契約前に、同じ条件で一案に絞る
- 必要なページと機能を制作メモにまとめる。
- 更新担当者と、修正から公開までの手順を決める。
- 初年度と翌年の支出を別々に書き出し、予算ツールで継続費用を確認する。
- 解約時に残せる原稿、画像、コードと、ドメインの管理者を確認する。
候補を一つ選んだら、公開前チェックで表示と連絡手段を確かめます。価格やプランは変更されるため、申し込み時点の公式表示で最終確認してください。
参照した公式資料
2026年10月8日に確認した公式情報と、編集上の整理をもとに作成しています。各サービスの実際の操作検証や、特定サイトの点検は実施していません。アフィリエイトは未登録で、現在の外部リンクは公式サイトへの通常リンクです。